Relaxの雑記

Relax的雑記集

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過度な理想論の果ては、単なる混乱しかもたらさない。



ITpro Enterprise  IT Service Forum 2006(2006年11月21日) 堀江正之氏 日本大学教授 講演より
【特別講演】内部統制構築と評価の勘所 監査のための内部統制ではない
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070117/258910/
講演された堀江先生は、経産省「IT統制ガイダンス」のIT統制に関する調査検討委員。



日本版SOX法と呼ばれる金融商品取引法により、内部統制強化があわただしく進められているが、あまりに近視眼的な視点での対応が多いと指摘する。




そりゃそうでしょ。
金融商品取引法が先に決まり、対応準備期間は有限ですよね。
それなのに、実施基準は相当遅れ、国内の先行事例も無い中で、どの程度、現実的な対応が取れるのでしょう??



財務諸表にかかわる統制ばかりに目が奪われているが、経営視点に立った情報開示の方が重要である。例えば、米ジョンソン&ジョンソン(J&J)は1982年に「タイレノール事件」を起こした。鎮痛剤を服用した患者7人が、原因不明のまま死亡した事件である。同社は即座に1億ドル以上をかけて3100万個のタイレノールを回収。6週間後には改良を加えた商品を発売し、売り上げを大きく伸ばすことに成功した。「適切な情報開示と緊急事態への対応が、企業価値を向上させるのです」(堀江教授)。




理想論はよく分かるのですが。



こういった権威ある方々は、現実的なアプローチをメッセージとして発信する義務があると思う。




現実的アプローチとは、【内部統制に関しては、監査に対応するため必要最低限の準備を行い、監査を担当する会計士に相談する保守的なアプローチ】  だろう。




会計士はAuditには強くても、(さほど得意でない会計士だっている)そもそも、リスクマネジメントやITとは土俵の違うプロフェッショナル。
中にはマルチの強みを持つ会計士もいるでしょうが、野球選手で例えるなら、松井やイチロー見たいな人を探すようなもの。
その彼らから、ITだのリスクマネジメントだののアドバイスが十分に期待できないなら、致し方ないでしょう。



まずは企業の、プロジェクト担当者の焦りと不安を少しでも和らげる事が、その企業の将来における有効な内部統制の基盤となる。
いきなり劇薬飲ませようとしても、まともに飲んで死んでしまうか、口に入れる前に吐き捨てられるかどちらかだよ。




監査のクリアを目的にSIベンダーにいわれるがままにシステムを導入し、統制整備を進めている企業が目立つが、これでは本末転倒だ。
「IT統制が定められているが、ITを必ずしも利用せよとは明記されていない。ITは業務の適正化と効率化のために利用するものであり、ここにも誤解があります」と指摘する。




確かに本質でしょうね。《ITサービスフォーラム》で語らなければ最高なのですが。まあ、他にも同様の先生も多々いらっしゃいますので。書き入れ時ですものね。



今日31日に内部統制部会が開かれるようです。果たして実施基準の正式版は公開されるのでしょうか。

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