Relaxの雑記

Relax的雑記集

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3680社5750名の監査役により組織されている、日本監査役協会より、 内部統制システムに係る監査の実施基準(公開草案)が公表されました。

http://www.kansa.or.jp/news/index.html#news070316

財務報告内部統制の監査の項では、以下の項目を具体的に掲げています。
金融商品取引法における内部統制、いわゆるJ-SOX対応を進められている企業も参考になりそうです。
イ 売上・原価の実在性と期間配分の適切性、棚卸資産の実在性、各種引当金計上の妥当性、税効果会計の妥当性、減損会計の妥当性、ヘッジ会計の妥当性、オフバランス事項その他重要な会計処理の適正性
ロ 重要な会計方針の変更の妥当性
ハ 資本取引、経常的取引における重要な契約の妥当性
ニ 重要な資産の取得・処分等の妥当性
ホ 資金運用の妥当性(デリバティブ取引等を含む)
へ 財務報告に重要な影響を及ぼすIT全般統制・情報システムの整備状況
ト 会計基準や制度の改正等への対応
チ 剰余金処分に関する方針の妥当性
リ 連結の範囲及び持分法適用会社の範囲の妥当性
ヌ 連結決算に重要な影響を与える企業集団内の会社に関する、上記の各事項の適正な会計処理



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内部統制セミナー 3月開催のまとめ

直近で行われる内部統制関連のセミナーです。
IT系の内部統制セミナーが中心。
内部統制報告書の雛形でも出ると、セミナー自体が増えそうです。

2007年3月7日 大阪 内部統制構築支援ソリューションセミナー 日本電気株式会社
2007年3月13日 東京 内部統制のためのITサービスマネジメント-ISO20000とは- 日本経済新聞社
2007年3月14日 東京 内部統制ソリューションセミナー 三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
2007年3月16日 大阪 製造業様向け 企業の内部統制対策を実現する生産管理セミナーのご案内 日本ユニシス株式会社
2007年3月19日 東京 内部統制におけるIT活用と評価」セミナー 株式会社日立情報システムズ
2007年3月28日 東京 待ったなし!内部統制のリスク対策 富士通株式会社



J-SOX、内部統制などの法整備や、上場廃止などの対応策で解決する問題ではないのかも知れない。


日興、上場廃止へ 不正決算問題で3証取asahi.com より
2007年03月03日06時24分
 東京、大阪、名古屋の3証券取引所は2日、不正な利益水増しで過去の決算を訂正した国内3大証券のひとつ日興コーディアルグループの株式を、上場廃止する方向で最終調整に入った。前経営陣が利益水増しに関与し、水増し額も多額なため「悪質性が高く上場廃止基準に触れる」と判断している模様だ。東証は3月中旬に正式決定し、4月中旬に廃止する見通し。日興は廃止も視野に米金融大手シティグループの傘下入りなどを検討しており、近く提携戦略を固めるとみられる。


企業ブランドなんて、不祥事一発で消し飛んでしまう時代を迎えている。

これは企業に限らないが、今の時代は複雑系の時代と呼ばれる。


複雑系としての社会システム 永井俊哉ドットコムより

複雑系とは、「複雑系の時代」で定義したように、複雑な(不確定な)環境に晒されつつ、その複雑性(不確定性)を縮減することを通して、自己自身を複雑にする系(システム)である。

複雑系には、自己準拠型システムと他者準拠型システムの二種類がある。他者準拠型システムは、他のシステムの選択結果(アウトプット)を変数(インプット)として含む関数で、この関係が相互的である場合、そのシステムは複雑系になる場合が多い。


企業のあり方が極めて複雑系の状態にあると、その企業の将来を予測することが不可能になってくる。
それは、経営者、社員、ステークホルダー、取引先などの置かれている環境や行動、意志決定など様々な多数の因子または未知の因子との相互関係が、結果の予測を困難にするためだ。


今の時代、企業の信用とは、ガラスの塔の様なモノだ。


これからも、不祥事で多くの企業が淘汰されていくだろうが、その対応策が与える結果の未来は、誰にも予測できない。



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